日商簿記

企業の規模を問わずビジネスパーソンには必須のスキル。

簿記とは、企業の日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにすることです。企業であれば、必ず金銭取引が発生しその処理が必要であるため、企業の規模を問わずビジネスパーソンには必須の能力といえます。各級によって段階的にその能力を証明している資格であり、3級はビジネスで最低限必要な入門編の知識です。簿記を知れば、経理関連書類の読み取りができるようになるため、例えば営業職であれば、取引先企業の経営状況を数字から理解でき、交渉時の大きな武器となります。
試験は随時実施され、3級、2級ともに7割以上の正解を合格基準としています。

<3級と2級の違い> 3級は、小規模企業の会計レベルで、試験科目も商業簿記(売買取引、資産、帳簿、決算など)のみです。 これに対して2級は、より高度な会計実務を扱い財務諸表を読む力が身につきます。また、商業簿記に加えて工業簿記も出題されるため、製造業の原価計算も理解できるようになります。

日商簿記 資格概要


種 別 公的資格
試験日 随時(ネット試験)
出願時期 随時(ネット試験)
受験料 3級 2,850円・2級 4,720円 ※別途事務手数料
受験者数 (2022年度ネット試験)3級 207,423名
(2022年度ネット試験)2級 105,289名
合格率 (2022年度ネット試験)3級 41.2%
(2022年度ネット試験)2級 37.1%
実施団体 日本商工会議所
就・転職 全般


講座案内
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2級 インプット講義